ベトナム海外共創エコシステム
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海外拠点長挨拶(ベトナム海外共創エコシステム)

海外拠点長
この度、広島大学のベトナム海外共創エコシステム代表者として皆様にご挨拶できることを大変光栄に思います。
広島大学は、世界中の優れた教育機関と連携し、学術、技術、文化の交流を通じてグローバルな課題に取り組んでいます。その一環である、ベトナム海外共創エコシステムにおける活動は、とても重要な意味を持っています。
2023年12月、本学はベトナムタイグエン農林大学とサテライトキャンパス設置に関する協定を締結し、2024年10月にはタイグエン農林大学内に広島大学グローバルキャンパス推進機構ベトナムオフィスを設立しました。この取り組みは、私たちがベトナムと日本、両国の発展に貢献するためにより密接な連携を築く一歩となりました。
また、2023年にG7サミットが広島で開催された際に、本学の学長がベトナムの首相と面会した結果、スマートシティ、カーボンニュートラル、半導体、そして水素技術分野での教育および研究の拡大が加速し、未来志向のイノベーションを共同で推進する道が開かれることとなりました。
さらに、今後はインドネシアでも同様の海外共創エコシステムの構築が予定されています。このような世界各地での本学の取り組みは、単に学術的な交流にとどまらず、両国間の産業や社会の発展にも大きく貢献していくことでしょう。
広島大学は、これまでに約400名のベトナムの卒業生を輩出しており、ハノイとホーチミンには同窓会組織が設立されています。これからも、ベトナム政府機関や大学、そして民間企業との連携を深め、優秀な学生を迎え入れると共に、両国の発展に寄与できるよう一層努力してまいります。
広島大学とベトナムの未来に向けた共同の歩みを、皆様と共に進めていけることに期待が膨らむばかりです。今後とも、ベトナム海外共創エコシステムにおける活動にぜひご注目いただけますと幸いです。
教員のご紹介(ベトナム海外共創エコシステム)

広島大学が主導するベトナム海外共創エコシステムの学術・研究活動に貢献できることを大変光栄に存じます。私は、ベトナム、イスラエル、日本における国際的な研究経験と学際的な学術背景を活かし、科学技術イノベーションの推進と、地域および地球規模の共通課題に取り組むための国際協働の強化に尽力しております。
広島大学大学院にて国際協力専攻の修士課程を修了後、農学博士号を取得いたしました。学術的な研鑽に加え、久米産業株式会社において研究開発業務に従事し、持続可能な農業およびバイオテクノロジー分野における学術研究と実践的応用をつなぐ役割を担った経験も有しております。
本エコシステムにおいては、ベトナム人学生および国際学生を対象とした教育・研究プログラムの構築に貢献するとともに、ベトナムと日本の大学、研究機関、産業界、政府機関の間における協働を積極的に推進してまいります。これらの活動を通じて、国際的な研究ネットワークの強化、海外研究拠点の発展支援、そして両国の共有する発展目標への貢献を目指しております。
ベトナム海外共創エコシステムの概要
ベトナム海外共創エコシステムの概要は以下の通りです。
- サテライトキャンパス:タイグエン農林大学に設置
- 現地同窓会(海外校友会)との連携:
- 広島大学ベトナム校友会(2010年2月設立)
- 広島大学北部ベトナム校友会(2013年2月設立)
- 当該国における海外教育研究拠点の代表オフィス:タイグエン農林大学
- 海外教育研究拠点:
- ホーチミン市 広島大学ホーチミンセンターベトナム国家大学ホーチミン市校
- タイグエン市 広島大学タイグエンセンタータイグエン農林大学
ベトナムに新たな海外共創拠点を設立 — タイグエン農林大学との共同博士課程プログラムで農学・食品科学分野の高度人材育成に貢献 — | 広島大学
タイグエン農林大学と連携し、農業および食品科学分野に特化した博士課程後期プログラムを提供
本学は「海外共創エコシステム」の一環として、ベトナムにおける教育・研究基盤の強化に取り組んでいます。特に、タイグエン農林大学とは2023年に大学間国際交流協定およびサテライトキャンパス設置に関する協定を締結し、2024年にはグローバルキャンパス推進機構ベトナムオフィスおよびサテライトキャンパスを開設するなど、大学間の交流を一層深化させてきました。
このサテライトキャンパスを基盤として、タイグエン農林大学との連携のもと、農業および食品科学分野に特化した博士課程後期プログラムを2024年10月より実施しています。
本プログラムはベトナム在住者を対象としており、年間の受入目安は10名程度です。学生はベトナムにいながら広島大学の学位を取得することができます。オンラインを活用しながら、広島大学の教員がサテライトキャンパスに出張して現地での研究指導を行うほか、短期渡航を通じて本学の最先端研究施設を活用した実験に取り組む機会も提供されます。さらに、本プログラムの成績優秀者には、入学料および授業料不徴収を適用するほか、奨学金や渡航時の旅費支援制度も整備し、学生への経済的支援を充実させています。
今後も、ベトナム農業農村開発省をはじめとする政府機関の幹部候補生、大学教員、企業研究者など、ベトナムの未来を担う多様な人材に本プログラムへ参加いただき、次世代のリーダー育成に貢献していくことを目指します。
本プログラムは、本学が2023年に策定した「President 5 Initiatives for Peace Sciences ― 新しい平和科学(安全・安心を実現する『創る平和』)」の重点項目の一つである「途上国の栄養改善に資する畜産業改革による食料安全保障」の推進にも深く関わっています。ベトナムをはじめとする発展途上国において、持続可能な農業および畜産業の改革を通じて栄養改善と食料安全保障の向上を図る取り組みは、世界的課題の解決にも寄与するものです。
入学実績
| 入学時期 | 入学者数 |
| 2024年10月 | 4名 |
| 2025年4月 | 3名 |
| 2025年10月 | 1名 |
| 2026年4月 | 4名 |


