グローバルキャンパス推進機構長挨拶

広島大学グローバルキャンパス推進機構のホームページにアクセスいただき、誠にありがとうございます。
国際化を促進している本学では、これまでに締結した大学間協定は43ヵ国・地域の178機関にのぼり、研究交流や留学生交換を積極的に実施しております。学生の13人に1人は留学生で、キャンパスそのものが国際交流の場となりつつあります。
一方で、日本人学生は多様な海外派遣プログラムを活用し、年間500人以上が世界で学んでいます。
このような本学の国際化の促進を背景に、本機構は、2024年4月に設立され、広島大学の学内共同教育研究施設として、国際化および海外の教育研究ネットワークの拡大に力を注ぐとともに、国内外の同窓生や民間企業、さらには行政機関との連携による産学官連携を基盤として、新たな価値の創造を目指しています。
私たちの取り組みの核となるのは「海外共創」です。これは、国際的な視野を持つ人材を育成し、教育・研究の枠を越えた連携を通じて、世界各地との協力関係を築くことにあります。グローバルな問題に対応し、持続可能な社会の実現に向けて、多様な知識と経験を融合させることが求められています。そのために、私たちは広島大学の豊かな学問的資源を最大限に活用し、国内外のパートナーと共に、革新的で実践的な解決策を提供していきます。
また、私たちが目指すのは、単に国際的な活動の推進だけではありません。地域とのつながりを大切にし、広島大学が国際社会で果たすべき役割を認識しながら、地域社会や企業、さらには国際的なネットワークと密接に連携し共に成長し、海外共創を促進するために高度人材を育成していくことです。
本機構の活動が、学生や教職員、そして世界中のパートナーの皆さまにとって、より良い未来を切り開く一助となることを心より願っております。今後も多くの皆さまと共に、新しい価値の創造に向けて取り組んでいく所存です。